はい、では、前回に引き続き、ボディー編になりますが、
 
今回は、ボディーの塗装を見て、再塗装しているかどうか?を見分けるポイント
をご紹介していきたいと思います。
 
 

 

車にも肌がある??

 

 
 
自動車の生産ライン出荷時の塗装とあとで鈑金塗装して加修した塗装は
理屈を考えればわかると思いますが、全く同じではありません。
 
まず、生産ラインでは、現在の車はほぼ、100%機械でロボットとかがボディー
を塗るのですが、メーカーによって、方法はいろいろあり、均一に一定の
ペースで塗膜が出来るように作ってあるわけです。
 
 
しかし、板金塗装等で、人の手によって加修をする場合、その部分とその周囲を鈑金塗装
するわけですので、メーカー工場出荷時のような塗装面にはならないのです。
 
世の中にある自動車鈑金塗装屋さんは、日夜、この工場出荷時と同じ塗装面に近づける
ために、努力をして技術を磨いておられるわけですね。
 
前置きが長くなりましたが、ボディ表面から自動車鈑金塗装したところ見分けるコツって
大きく3つあります。
 
 
逆に言えば、上手な板金塗装職人さんは、このあたりの技術、違和感なく仕上げる技術が
あるってことです。
 
 
  1. 遠くから見た際のボディ表面のパネル歪み、映り込み
  2. 他のボディ部分と見比べたときの塗装の色味の違い
  3. 塗装肌
 
 
 
 
…ん?肌?お肌?
 
そう、くるまにもお肌があります。
この肌について、解説します。
 
 

 

自動車のお肌、不自然な部分がありませんか?

 

 
 
ふーん。くるまの肌ってなんなの?
 
 
と思われると思いますが、塗装表面を近くでよく見ると
メーカによって若干違いますが、車の塗装って表面が、みかんの皮の表面みたいに
こまかい凸凹でできているのがわかると思うのです。
 
車の塗装面ってツルツルだと思っている人も多いかと思いますが
実は細かく凸凹しているのです。
 
これって殆どの人が知らないことだと思います。
 
 
 
車にかなり詳しい人でも知らないんじゃないか思うのですが、これも
クルマ屋さんでも知らない人って結構いるかと思います(^_^;)
 
 
 

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で、塗装の表面のそのみかんの皮みたいな凸凹のことを鈑金塗装屋さんは
塗装の肌とか塗装の肌目とかゆず肌って呼ぶのですが、この凸凹は、殆どの自動車は
生産される際に塗装は焼き付け塗装を行っています。
 
焼き付け塗装は熱を加えて塗装を硬化させる際、膨張して冷めていく際に収縮するので、
その温度差で、表面に細かな凹凸ができます。
 
 
余談になりますが、この凸凹は、例えばコーティング等をする際に、下地の磨きをしっかり
やっている車などではあまりわからないくらいツルツルの場合もあります。
 
また、レクサス等メーカーによっては、塗装工程に手間をかけて、塗装の砥ぎをしているので、
ゆず肌がわかりにくく、つるっとしている場合もあります。
 
 

 

肌の目をよ~く見てください

 

 
 
そこで、この肌目を見ていくと、どうしても、あとから鈑金職人さんが
手作業でスプレーガンで塗装を吹いて塗っていくわけですので、メーカーの焼き付け塗装と
全く同じ表面にならないので、加修した部分はその凹凸の大きさが違ってくるわけです。
 
粒が大きかったり、小さくてより細かかったりするわけなのです。
 
 
まず、遠くからみて他のパネルと違和感の感じられる部分は、近づいて、塗装肌を見てください。
 
 
色味の違い等は、上手な鈑金職人さんが色合わせをして、広い範囲でぼかしてあったり
すると、なかなか見分けられませんが、
 
この塗装肌を、メーカーのライン出荷時事と全く同じようにするのは、
究極に言えば不可能なので、肌の違いで確認ができます。
 
 
他のパネルと比べてみて、肌がやけにこまかかったり、逆に粒が大きくて荒いところは塗装を
している可能性が大きいですね。
 
 
 
また、加修部分は最後コンパウンドを使ってポリッシャー等で磨いていますので、
その部分の肌がつぶれてつるつるして見えます。
 
他のパネルとよく比べて肌目がツルツルできれいなところは
逆に何らかの加修をされた可能性があるのでよく見てください。
 
 
 
こまかいところろばかり割と先にお話ししてしましましたが
次回再度全体的な塗装チェックのことについて、記事にしたいと思います。
 
 
 
 
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