さて、今回は、輸入車の中古車についてですね。
私は、輸入車ディーラー、大手の輸入車専門店に勤務経験があり、
整備と、営業担当をしていたことがあります。

 

ここでは、元外車ディーラー営業マンとしての考え
1車マニアとしての考え、二つの点でお話ししたいと思います。

 

輸入車(外車)が大好きな私は
ちょっと長くなりそうなので何回かに分けてお話ししますね。
どうかお付き合いくださいm(__)m

 

外車(輸入車)と日本車の違いとは?

車って基本的にどこの車も同じ作りなんですよ。
つまりエンジンなり、電気モータで起こした動力をタイヤに伝えて、それを動かして

コントロールはハンドルでおこなって、それの上に鉄や樹脂などの材料でできた

ボディがのっかてて、その中に人が座る空間やら、荷物を積むスペースが
あって…っていう

成り立ちは一緒なわけです。

 

それは、日本車も、ドイツ車も、フランス車も
イタリア車も、アメリカ車も、スゥェーデン車も、
イギリス車も、韓国車も、インドの車も…

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みんなおんなじです。
 

じゃぁ、何が違うのか?どうして違うのか?

 

 
 
車って結構、その国のお国柄や、国によって自動車に求めているものが違っていて、今では
ヨーロッパ等はEUで一つの国みたくなってしまったので欧州車でひとくくりな感じでしたが
以前はそれこそ、ドイツ車と、イタリア車とフランス、イギリス、みんな、特徴が違いました。
 
これってなんでこんなに違いがあるかっていうとその国の国土、気候、国民性、車に何を求めている?
なんかで違っているわけです
 

例えば、輸入車の国土を例に挙げた場合の違い

 
平坦な長距離、まっすぐな道を時速120キロくらいで
一定のペースで走るのがちょうどいい、
柔らかい乗り心地とリラックスさせてくれる広い内装(アメリカ車)
 
直線よりもむしろコーナーをひらりひらりと
乗りこなす時、ハンドリングが気持ち良い(イタリア車)
 
とにかく、高速道路の安定感は抜群!時速200キロとかからのフルブレーキングでも
車は安定している(ドイツ車)
 
とか、ですかね
 

どうして同じ車でも国によって違うのか?

 
 

(たとえばアメリカ)

 
とにかく国土が広い!(日本の約25倍!)
そして平らな平地が多い、必然的に、長距離をいかに安楽に目的地まで、乗っていけるか?
 
広くてまっすぐな道をゆったり長距離走るには、ある程度
大きな車体と、大きなエンジンが必要になる。
 
排気量の大きなエンジンで、あまりアクセルを踏まなくてもゆったりと太いトルクでずどどどっと
走った方が、長距離は疲れないんですよね。
 
基本的にガソリン価格の安めのアメリカでは日本よりは燃費に関して寛大なところがあり、
日本に比べれば、まだまだ大型車のメリットが大いにありますしね。
 
 
また、これは、国民性というか、アメリカの社会がクルマ社会なので、車の中で、ご飯を食べたり
何かをするってことが割と多い(運転しながら)とか、だから、オートマチックとかパワー何々とか
安楽装備が昔から充実している、車に乗ったままご飯が買えるドライブスルーとか、アメリカ発祥の文化ですよね。
 
 

(例えばイタリア)

 
 
 
イタリアは、何度か昔車を借りて走った経験があるのですが、国土の面から言うと、
日本と良く似ていて、山が多い!そして、海岸線が入り組んでいるところも多い!
で、町がごちゃごちゃしている(特に旧市外なんて車で入るもんじゃない、入れないところも多い)
 
ということで、国土は日本と共通点が多い気がします(国民性は、イタリアンは日本とぜんぜん違いますが)
すなわち、道が狭い、そしてコーナーが多い
 
ということは、車の機能的な部分で言えばハンドリングが凄く気持ちいい!とか、コーナリング
が良い車が多くなります。あと、道が狭いので大きな車は割と少ないです。
 
また、情熱的で熱い負けず嫌いのイタリア人なのでとにかく美しい車たちが多い、イタリア人にとって
デザインは性能の一部であるというところが大いに有ると思います。
 
フェラーリや、マセラッティ、ランボルギーニーやアルファロメオなど世界の名だたる美しい車を
作る事の出来るブランドはイタリア車が多いですよね!
 
同様に、ジュジアーロやピニンファリーナなどに代表される、車のデザインの会社が多いのも特徴です。
 
そして、サッカーなどのスポーツに代表されるようにラテンの男は勝負事が好きで、負けず嫌い。
自動車のレースやラリーなどでもラテン系のドライバーって天才的に早い人が多いのですが、
どうしてなのでしょうか?
 
とにかく、小さな車も、スクーターとかの原チャリ?もイタリアでは、ガンガン飛ばします。
 
 
本当にスピード狂が多い(?)ので、地元の人たちが
多い街中のドライブは特に注意しないといけません。
 
 
タクシーの運転手もすごい飛ばすので
イタリアのタクシーは乗っていて結構怖いですよ^_^;
 
ですので、基本的に早い車が好きなんで、もたもた
している車は大嫌い、美しくて速い車が好きなイタリア人
のつくるイタリア車は、小さい車でもわりと馬力重視で早い車が多いんです。
 
 
 
 
今日本でも割とはやりのフィアット500のスポーツ
グレードABARTH(アバルト)なんてまさにそう。
 
車体は軽自動車並みにちびっこいのに、グレードによっては180馬力
(日本の軽のターボ車でも64馬力)と3倍以上のパワーのエンジンを積んでいたりするわけです。
 

(例えばドイツ)

 
そしてドイツ車ですが、これは昔から緻密な機械(カメラとか医療器械とか、まぁ兵器の世界とか)
を作らせたら世界でも最も優秀なドイツ人が作る車ですので、機械的な性能、
精密さは、昔から素晴らしいです。
 
また、ドイツには世界でも有数な速度無制限の高速道路(アウトバーン)がありますので、
必然的に、高速走行時の性能を非常に重要視している車が多く、特に高級車になればなるほど、
高速域での安定性、安全性を重視した車が多くなるのが特徴ですね。
 
 
人間にとって時は金なりという言葉がありますが世界の移動手段の道具で、やはり、
早く目的地に到着できるもの、って移動の時間をお金で買っていると言え、
遅くて時間のかかる手段より、お金が高くなるのが一般的だと思います。
 
 
日本の場合、今のところ高速道路でさえも最高速度の制限が時速100キロとなっているため
あんまり、スピードの出る車って意味が無いんですよね(^_^;)
 
しかし、輸入車でも特にドイツの車は、この目的地までをいかに早く、安全に移動できるか?
という、自動車という機械本来の一番原始的な目的を、
お金を払えば払うほど、手に入れることが出来る国車なのだと思います。
 
 
 
 
だからドイツでは、高額な車種になればなるほど
高速道路での安全性、安定性、最高速度を安全に出せること。
 
こういったことを重視して車を作っている傾向が強まります。すなわち、
最高速度を出すための排気量の大きなハイパワーエンジンだったり、
200キロ以上のスピードから安全に80キロまで一瞬で車のスピードを殺すことの出来る
ブレーキングシステムだったり、長距離を高速移動する際に疲れない硬めの
シートだったりするのが特徴です。
 
ベンツもポルシェもBMWも、みんなそれぞれ、その目的を達成するために作られ、
さらにいえば例えばBMWなら3シリーズより5シリーズ、5シリーズより
7シリーズと車のグレードが上がるとよりその傾向(長距離を目的地までより速く安全に、
走るための道具)が強まると言えます。
 
 
 
 
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